何を贈ればいいかも迷います
このような悩みが解決できます。
どうも、はしくれFPのオカモン(@okamon55)です。
お歳暮シーズンが近づくと悩みが1つ増えますよね(笑)
お世話になっている方に初めてお歳暮を贈る場合など、失礼のないようにかなり気を遣います。
特に新婚さんは、仲人さんに・・・とか考えているのではないでしょうか。
この記事を読めば、お歳暮のマナーなど"いろは"が分かりますので、ぜひ参考にしてください!
お歳暮とは
日頃お世話になっている方々に、感謝の気持ちを込めて贈る日本独自の文化の1つです。
起源は江戸時代だと言われています。
いつ、誰に、何を贈るか
・いつ贈るか
・誰に贈るか
・何を贈るか
決める必要があるのはこの3つです。
いつ贈るか
地域によって多少の差がありますが、一般的に12月上旬~12月20日頃までと言われています。
年末の忙しい時期に届くとかえって相手の迷惑になるとされています。
ただし、正月用の食材として生鮮食品を贈る場合は意識的に遅くするなど工夫が必要です。
年内に届けられない場合は、表書きを「御年賀」や「寒中御見舞」として贈り、年明けに贈ることを電話か手紙で伝えてあげてください。
相手によっては11月下旬の通常より早い時期に贈って印象づける方法もあります。
誰に贈るか
「自分がお世話になり、今後も付き合いが続くと思う人」に贈るのが基本です。
例を挙げるなら、両親、親戚、会社の上司など。
結婚して間もない方の場合は、最低でも結婚後3年間は仲人や媒酌人に贈りましょう。
何を贈るか
自分好みではなく、相手の好みや家族構成を考えて喜ばれるものを贈ります。
子供がいる・・・菓子、ジュース
花が好き・・・フワラーギフト
何を贈るか迷う場合は、カタログギフトや日持ちするもの(菓子、ビール、海苔など)、また洗剤などの日用品を選ぶのがベターです。

お歳暮の相場

お歳暮を贈る先方との関係や年齢により変わりますが、3,000円~5,000円が相場とされています。
高価すぎると、逆に相手に気を遣わせてしまいます。
家族・親戚 | 3,000円~5,000円 |
一般的なお付き合い | 3,000円~5,000円 |
上司 | 5,000円 |
仲人 | 5,000円 |
お歳暮は慣例化するもの
お歳暮は1年きりではなく慣例化するものなので、年々金額が下がっていくのは失礼にあたります。
来年以降の予算等も検討したうえで金額を決めましょう。
1度しか贈らない場合はお歳暮ではなく、「御礼」として贈りましょう
のし紙について
最近は宅配便などを利用するのが一般的ですが、本来は相手の忙しい時間帯や早朝、深夜を避けて持参するのがマナーとされています。
・配送の場合・・・内のし
・持参の場合・・・外のし
また、のし紙の右上につける熨斗(のし)には「生ものを添えました」という意味があります。
贈り物自体が生鮮食品の場合は熨斗は必要ありません。
お歳暮をいただいた場合

お歳暮をいただいた場合の注意点は下記2点になります。
・お歳暮のお返しについて
・お礼状について
お歳暮のお返し
お歳暮をいただいたとしても、お返しをする必要はありません。
先方との関係からお返しをする場合は、お歳暮の返礼品として半額から同額程度の品物を贈ります。
表書きは「御礼」か「寒中御見舞」とします。
お礼状を返す
お歳暮をいただいた場合は、できるだけ早くお礼状を返します。
電話やメールでお礼を済ませることも多いですが、基本はお歳暮をいただいて3日以内にはお礼状で返しましょう。
お歳暮を止めたい場合
色々な理由でお歳暮を止める場合もあります。
唐突にお歳暮を贈らなくなるのはやめましょう。
段階を踏む
お中元も贈っている場合はお中元から止めます。
次にお歳暮の金額を減らす、挨拶状のみ送るなど段階を踏むようにします。
おわりに
本記事は、お歳暮をいつ、誰に、何を贈るか、またお歳暮の相場などマナーについて書きました。
・お歳暮とはお世話になっている方に感謝の気持ちを込めて贈る品物、またはその行為のこと
・いつ、誰に、何を贈るかを考える
・お歳暮のお返しは必要ないが、お礼状を早めに返す
マナーを守ったお歳暮で日頃の感謝を伝えられるようにしましょう!
