どうもオカモン(@okamon55)です。
年明けの風物詩とも言えるマグロの初競り。
毎年ニュースなどで放送されるので、知ってる人も多いと思います。
最近ではすしざんまいを店舗展開する株式会社喜代村の木村清社長が有名ですが、さて2022年のマグロの初競りは誰が最高額で競り落とすのでしょうか。
マグロの初競りはいつ行われる?
マグロの初競りが行われる豊洲市場(東京都江東区)は1/1~4まではお休みです。
そのため初競りは1/5に行われています。
それではこれまでの最高落札価格を振り返ってみたいと思います!
マグロの初競り 歴代最高落札価格

下図は2000年以降のマグロの初競りでの最高落札価格の推移です。
年 | 金額(万円) | 重量(kg) | kg単価(円) | 落札者 |
’00 | 450 | 196 | 22959 | |
’01 | 2,020 | 202 | 100,000 | |
’02 | 280 | 215 | 13,000 | |
’03 | 638 | 228 | 28,000 | |
’04 | 393 | 151 | 26,000 | |
’05 | 585 | 234 | 25,000 | |
’06 | 469 | 293 | 16,000 | |
’07 | 413 | 207 | 20,000 | |
’08 | 607 | 276 | 22,000 | やま幸(板前寿司) |
’09 | 960 | 128 | 75,000 | やま幸(板前寿司/久兵衛) |
’10 | 1,628 | 233 | 70,000 | やま幸(板前寿司/久兵衛) |
’11 | 3,249 | 342 | 95,000 | やま幸(板前寿司/久兵衛) |
’12 | 5,649 | 269 | 210,000 | 喜代村 |
’13 | 15,540 | 222 | 700,000 | 喜代村 |
’14 | 736 | 230 | 32,000 | 喜代村 |
’15 | 435 | 180 | 24,113 | 喜代村 |
’16 | 1,400 | 200 | 70,000 | 喜代村 |
’17 | 7,420 | 212 | 350,000 | 喜代村 |
’18 | 3,645 | 405 | 90,000 | やま幸(鮨おのでら) |
’19 | 33,360 | 278 | 1,200,000 | 喜代村 |
’20 | 19,320 | 276 | 700,000 | 喜代村 |
’21 | 2,084 | 208 | 100,000 | やま幸 |
’22 | ??? | ??? | ??? | ??? |
2012年 すしざんまい(喜代村)参入
価格高騰の兆しは2008年頃から見られますが、2012年からすしざんまい(喜代村)が参入し、マグロバブルが始まりました。
これは、木村社長が「最高のマグロを日本の方々に」という思いで、震災からの復興も兼ねた景気づけの意味合いもありました。
2014年 板前寿司が撤退
2013年のすしざんまい(喜代村)との価格競争の影響からか、板前寿司は2014年に高値競争からは撤退します。
そのため落札価格も大きく下落しました。
合わせてクロマグロの入荷も前年と比べて5倍以上増えたのも影響したと言われています。
2018年 やま幸(鮨おのでら)が最高価格で落札!
2012年以降、6年連続で競り落としたすしざんまい(喜代村)ですが、2018年はその座をやま幸(鮨おのでら)に明け渡しました。
ただこの年、すしざんまい(喜代村)は190kgのマグロを3,040万円で落札しています。
それが意味するところは・・・一番マグロ!
一番マグロとは
市場における一番マグロとは、1kgあたりの落札最高値のマグロを指します。
マグロ一体の総価格ではありません。
2018年、すしざんまい(喜代村)は1kgあたり16万円のマグロを競り落としています。
つまり、最高落札価格はやま幸(鮨おのでら)に譲っても、ちゃっかり一番マグロはゲットしているのです!
2019年~2020年 築地から豊洲そして年号は令和へ
2019年と2020年はともにご祝儀相場だと思われます。
2019年は築地市場から豊洲市場に変わって1回目の初競りで、これまでの最高額の倍以上の価格で競り落とされました。
2020年は令和最初のマグロの初競りとなり、加えてオリンピックイヤーだったことが要因だと考えられます。(結果オリンピックは1年延期)
通常、200kg以上の大間(青森)のクロマグロは400万円ほどが相場とされています。
2022年 マグロの初競りの結果はいかに・・・?
2021年のマグロの初競りは、やま幸が208.4kgの大間(青森)マグロを2,084万円で競り落としました。
ここ2年と比べるとかなり金額が下がったとはいえ、2,000万円台!
そして注目のすしざんまい(喜代村)の木村社長はと言うと・・・
『外出が自粛ムードなので派手にやるのはいかがなものか』
という判断で、最高値をつけなかったようです。
さて、2022年はどうなるでしょうか!
2021年より盛り上がることを期待したいですね!
まとめ

2021年は外食産業の現状を踏まえて静かな初競りになりました。
ただ、一番マグロを譲ったすしざんまい(喜代村)の木村社長ですが、151kgのマグロを302万円で競り落としたのを筆頭に、全部で10本(匹)買ったとのことです。
世間ではマグロの初競り=すしざんまい(喜代村)と認知されつつありますから、来年以降の初競りに期待しましょう!
そして一番マグロを競り落とした時には、ニュースを見ながらテレビの前で一緒に・・・。
手を叩きたいですね!(笑)