FP(ファイナンシャル・プランナー)の事が少しでも分かって興味が出てきたならば、ぜひ資格取得にチャレンジしてみてください!
本記事は、
なぜFP(ファイナンシャル・プランナー)の資格取得をすすめるのか?
資格取得後はどう活かすのか?
について書いています。
FPの資格取得を考えている人
FPの知識を実生活に役立てたい人
FPの資格取得後に就職・転職を考えている人
それでは、最後までお付き合いください!

FP(ファイナンシャル・プランナー)の資格取得をすすめる理由
FP(ファイナンシャル・プランナー)の資格を取得すると、あらゆるお金に関する知識を習得することができます。
知識を習得することで当然自分に自信がつきますし、金融リテラシーが一気に高まります。
私自身のことを考えても、資格取得後は、家計の管理方法やお金の運用方法などが大きく変わりました。
2級FP技能士(AFP)を目指そう
FP(ファイナンシャル・プランナー)の資格取得をするなら、まずは2級FP技能士(AFP)を目指しましょう。
入門レベルとも言える3級FP技能士がありますが、正直言って、対外的に説得力や信用力をある程度得ようと思えば、2級FP技能士(AFP)からだと思います。
名刺の肩書にFP(ファイナンシャル・プランナー)と入れている人はたくさんいますが、2級FP技能士(AFP)、1級FP技能士(CFP)の人ばかりです。
「3級FP技能士」と入れている人は見たことがありません。
コツコツと勉強すれば、確実に合格できると思いますので、頑張っていただきたいです。
教育訓練給付制度
一定の条件を満たして、厚生労働大臣の指定する講座を受講し修了した場合、修了時点までに実際に支払った学費の20%(上限10万円)が支給される制度です。
こういった制度も活用しましょう。
FP資格の活用方法

身につけたFP資格とお金の知識は、ぜひ実際の仕事や生活に役立たせてください。
金融や不動産をはじめとしたあらゆる業界はもちろん、一般企業の営業職や事務職であってもFP(ファイナンシャル・プランナー)の知識は役立ちます。
また、例えば専業主婦(夫)の方で仕事で活かす場面が無かったとしても、自分自身の生活を守るためにFP(ファイナンシャル・プランナー)の知識は必要です。
FP資格を仕事で活かすには、企業に所属してFP(ファイナンシャル・プランナー)の仕事をする「企業系FP」と独立して行う「独立系FP」に分かれます。
企業系FPとは
企業内でFP資格を活かして活動するFP(ファイナンシャル・プランナー)で、主に金融業界に所属しながらFP業務をしている人を指します。
独立系FPとは
FP事務所などを開業して自営業として独立して活動しているFP(ファイナンシャル・プランナー)の人を指します。
FP資格取得後の可能性

FP(ファイナンシャル・プランナー)の資格を取得して、就職や転職、または独立を考えている人もいると思います。
金融・不動産業界への就職・転職
金融(銀行、証券、保険)業界や不動産業界はFPの資格が仕事に直結するため、FP資格取得が当然のようになっており、入社後のFP資格取得を必須とする会社も数多くあります。
入社前からFP資格を持っていれば、面接時にアピールする事は可能です。
しかしながら、業界としてFP資格自体に真新しさがなく、また入社後にFP資格取得をすすめる会社であれば、【FP資格取得済】は判断材料の一つにしかなりません。
むしろ、FP資格以外の面(年齢や職歴等)の方が採用可否に大きく影響すると思います。
例えば雇用形態において、【FP資格取得済】が正規社員採用ではアピールにつながらなくても、非正規(パート、アルバイト、派遣等)社員採用だとアピールにつながるということはあり得ます。
金融・不動産業界以外への就職・転職
一見すると、FP資格は関係ないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
資格手当が支給されている会社もありますし、仮に資格自体が役に立たなくても、FPの知識は役立ちます。
会社の社員向けに保険の見直しや資産運用の説明会を実施したり、退職金制度の導入などができるのではないでしょうか。
入社したい会社でFP資格をどう活かすかをアピールできれば、FP資格の真新しさはあると思いますので、採用につながる可能性がでてくると思います。
開業・独立
FP資格を取得して、開業し独立することもできます。
ただし、いきなりの独立は言葉で言うほど簡単ではありません。
最初は知名度もなければ顧客もいないため、FP業務以前のハードルがかなり高いと予想されます。
また、独立をしている方の多くは1級FP技能士(CFP)を取得しています。
独立を考えるのであれば、2級FP技能士(AFP)だけでなく、1級FP技能士(CFP)取得も目指すべきでしょう。
1.FP資格は無敵ではないが、手持ちの武器としては貴重
2.FP資格取得後の可能性は大きく広がること間違いなし
3.同じ武器(FP資格)を持たない者が多い業界の方が、戦いやすい場合もある
4.武器(FP資格)をどう見せる(アピールする)かが全て
5.独立するには実務経験を積み、人脈を増やすなどの努力が必要
おわりに FP資格を取得して感じること
FP資格を取得して20年以上、もちろん取得を後悔したことはありません。
むしろ、FP資格取得を前面に出して転職をし、社会人としてやってきました。
その中で、お金に関する学習の機会が子供の頃からもっと多くてもいいのではないかと感じています。
日本では、お金の話がタブー視される傾向があります。
お金に関する話が学校の授業に組み入れられることができたら、もっとお金を活かす社会になるのではないかと考えています。