このような悩みを解決します。
どうもオカモン(@okamon55)です。
FP取得後、投資歴20年以上の私が、お答えします!
結論はズバリ、『日本一カンタンな「投資」と「お金」の本』です。
この本のポイントと注意点はこんな感じです。
これから投資を始めようとしている人が、投資を続ける心構えを学べる。
「投資のテクニックを学びたい!」という人はあえて読む必要なし。
もちろん投資のテクニックも載ってはいますが、それ以上に投資の本質を学ぶことができるようになっています。
つまり・・・
・これから投資を始めようと考えている人
・これまで投資で失敗した(心構えができてなかった)人
は必読です。
また、私の特徴として・・・
・読書が苦手(根気よく読み続けられない)
・本を選ぶ時は【読みやすさ】が基準
なのですが、この本は非常に読みやすくもあり、一気に読めば2~3時間(もっと短いかも!)で読めると思います。
『日本一カンタンな「投資」と「お金」の本』の内容
さて、『日本一カンタンな「投資」と「お金」の本』の内容はどうなっているのでしょう?
Part1 一番シンプルで一番儲かる方法を知る(マインド編)
第1章 投資で儲けるために一番大切なこと
第2章 1ドルが60万ドルに化ける資本主義のパワー
第3章 バブルと投資の関係、儲かる仕組みが分かった
第4章 気持ちを整えるだけで投資の勝率は上がる
第5章 長期投資がもっとも優れた投資法である本当の理由
Part2 一番シンプルで一番儲かる方法を実践する(ノウハウ編)
お金が増える具体的で実践的な方法➀~⑦
目次を見て分かるように、Part1 (マインド編)に比重が置かれています。
投資をするためのマインド(心構え)を養った上で、投資を実践する流れができあがっていますね。
他にもところどころにコラムが入っていたり、おススメのファンド10本が紹介してあったりと盛りだくさんです!
『日本一カンタンな「投資」と「お金」の本』の要約
新卒でスポーツ用品メーカーに勤めて10年目のサラリーマン木村隆一が、ふとしたことから「先生」と出会い、投資についてのイロハを学ぶ・・・という内容になっています。
一度は株の怖さを知り投資から手を引いた経験がある隆一ですが、「投資はやった方がいいのではないか」という思いも持ち続けていました。
「先生」のところに通うことによって、投資に対する不安や不信といったものが次第に取り除かれていきます。
隆一が投資への理解を深めていく様子は清々しくもあり、自分の分身のようでもあります。
『日本一カンタンな「投資」と「お金」の本』の感想
投資を始める前にマインドを整えることは、それだけでアドバンテージになるなと改めて感じました。
マインドが養われていないと、株価の変動に一喜一憂し、精神衛生上も良くありません。
私も投資の経験は20年以上ありますが、本当に実感しています。
まずは投資の背景にある資本主義を理解すること。
そして資本主義と行動経済学の仕組みが分かれば投資を人生の一部として受け入れることができ、継続して長期投資が可能になるんです。
「先生」が最後に隆一に宛てた手紙に、
あなたには投資のことを考えるより大切なものがあります。
それはいい仕事をして自己を高めることや家族や娘さんとの時間などだと思います。
という一文があります。
“グッ”ときましたね!
「先生」がリアルで隣にいて教えてくれている・・・そんな感覚になる本です!
ネットに載っているレビューも・・・
・投資の抵抗感がなくなった
・長期投資の大切さを教えてくれた
・初心者でも分かりやすい
といったコメントが多いです。
『日本一カンタンな「投資」と「お金」の本』の著者
著者は中桐啓貴(なかぎりひろき)氏です。
倒産した山一證券に「最後の新入社員」として入社し、メリルリンチ日本証券では富裕層向けの資産運用コンサルティングに従事。
その後米国大学院でMBA取得、そして独立。
金融機関に属さない独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)の先駆けとして活躍されています。
中桐啓貴氏の他の作品
中桐啓貴氏は他にも多数書籍を出されていますので一部を紹介します。
まとめ
この記事は、『日本一カンタンな「投資」と「お金」の本』についてレビューしました。
・投資を続ける心構えが学べる
・投資の本質が分かる
・市場の変動や自分の欲望や恐怖にも打ち勝てる
・正しい投資方法が理解できる
・そして幸せな人生を送ることができる
「できることなら20歳の自分に教えてあげたい!」と思わずにはいられない内容でした。
投資初心者向けのバイブルとなり得る1冊だと思います!