どうもオカモン(@okamon55)です。
久々に面白い!と感じたのでご紹介します!
お金をどうやって増やすのか、どうやって運用するのか・・・という話かと思っていたら、もっとスケールの大きな話でした。
言ってみれば、お金の役割についての”人類不変の知恵”の話です。
ちゃんとお金について学びたいのであれば、手に取るべきです!
漫画版だとすぐ読めますよ。
『バビロン大富豪の教え』の内容

気になる目次はというと・・・
第1章 バビロン一の大金持ち
第2章 学びの殿堂
第3章 試練
第4章 帰還
第5章 ザ・ウォール
第6章 奴隷だった男
第7章 伝承
第8章 王子の商隊
古代バビロニア王国の首都バビロンで、貧しい家の少年がお金持ちを夢見て苦労しながらも人間的に成長を遂げ、最終的に人生で大切なものを見つけていく・・・そんな物語になっています。
序盤に出てくる【黄金に愛される七つ道具】、これが全てです。
1. 収入の10分の1を貯金せよ
2. 欲望に優先順位をつけよ
3. 貯えた金に働かせよ
4. 危険や天敵から金を堅守せよ
5. より良きところに住め
6. 今日から未来の生活に備えよ
7. 自分こそ最大の資本にせよ

『バビロン大富豪の教え』の感想

【黄金に愛される七つ道具】以外で、印象に残ったところを3つ紹介します。
お金持ちとは?
お金をたくさん持っている人がお金持ちではなく、お金を増やせる人がお金持ちだと定義されています。
確かに、お金を持っていても使いきってしまえば、その瞬間からお金持ちではなくなってしまいますからね。
広い家に住み、いい車に乗って・・・というのは、本当の意味でお金持ちではないんですね。
金貨が入った袋と、知恵が詰まった袋、価値があるのは?
金貨があれば目先の幸せは手に入ります。
しかし、金貨は使えばなくなりますし、その先の安心までは買えません。
知恵が金貨より大事であれば、知恵によって金貨を増やせるということになりますよね。
つまり、知恵を駆使してお金を増やす仕組みを考えることが大事なのです。
なぜ人は働くのか?
日常生活の中では気づきにくいですが、周りへの感謝を忘れないことが大切です。
なぜなら、我々は人々から感謝されるために仕事をしているからにほかなりません。
そうして仕事を続ければ、お金だけでなく心も満たしていきます。
お金は後からついてくるのです。
お金があれば幸せかと言えば決してそうではなく、お金はおまけ・・・という言葉が深いです。
『バビロン大富豪の教え』の著者紹介

原作はジョージ・S・クレイソンです。
1926年に節約と経済的成功をテーマにした短編寓話をシリーズ発行し、このシリーズが『The Richest Man In Babylon(バビロンいちの大金持ち)』として単行本化され、90年以上経った今でも世界中で翻訳されています。
そして坂野旭氏が漫画化しています。
漫画版の企画・脚本は大橋弘祐氏となっています。
まとめ

本記事は、『バビロン大富豪の教え』のレビューを書きました。
・お金持ちとは、お金を増やすことができる人
・お金を増やすには、【黄金に愛される七つ道具】を理解し実践すること
・お金より大切なこと(周りへの感謝)を忘れない
・人に感謝される仕事をすることに意味がある
生活に困るほどお金がなければ不幸ですが、実は、お金と幸せは比例しません。
今、お金や仕事に悩みや迷いがあるのなら、一度この漫画を読んでください!
そして周りにいる人、家族や同僚、お客さんに喜んでもらえるように仕事に向き合ってみてください。
きっと、一筋の光が差すはずですよ!
お金にとどまらず、何が人生で大切なのかを再確認できます。